中須 俊治 滋賀大学経済学部

ラジオ局でのインターンシップ体験記

 

期間:2012年6月末から8月末までの2ヶ月間滞

インターン先:「NICE」が斡旋した現地NGOの「ASTOVOT」という組織

 

 学生時代にしかできないことをしたいと、1年間休学して西アフリカ諸国を訪問しました。トーゴ共和国には2012年6月末から8月末までの2ヶ月間滞在しました。「NICE中長期ボランティア」に参加し、「ラジオ局でのインターンシップ」を経験しました。そのラジオ局で受け入れられる初めてのアジア人というプレッシャーに、公用語であるフランス語の学習歴がない中で挑戦しました。
 
 なぜトーゴ共和国を訪問したかというと、まわりで誰も行ったことがないような場所に行ってみたかったからです。中東地域やラテンアメリカ地域も候補として挙げられました。その中で西アフリカ地域を選んだ決め手は、「日本トーゴ友好協会」のホームページに掲載されている「トーゴはフレンドリーな人たちが多くて、いい国だった」という経験談でした。
 
 体験談にあるように、在留邦人が非常に少ない国です。首都ロメからタクシーで1時間半の距離にあるパリメという町に滞在しましたが、もちろん日本人は僕だけでした。日本人どころか、アジア人もいません。現地の方々が初めて見るアジア人が、僕だったりしました。興味津々に近づいてくる人がたくさんいて、少し話しただけで「友だち」として認めてくれる環境がありました。
 
 そんなアジア人が誰もいない町で、ラジオ局でのインターンシップに挑戦しました。挑戦するにあたって、最も配慮したのは安全面です。その安全面の不安を、現地のNGOに受け入れてもらうことで解消しました。あらゆる情報が集まりやすいことに加えて、友だちをつくって一緒に行動することが有効なセキュリティの手段だと考えたからです。「NICE中長期ボランティア」で「ラジオ局でのインターンシップ」を見つけ、受け入れてくれる現地のNGOだけでなく、ホームステイ先を確保ました。好奇心旺盛な僕は「誰も行ったことのないような国で、誰もやったことにないようなことができる」とワクワクしていました。

 トーゴ共和国の公用語はフランス語です。しかし、訪問するまでフランス語の学習歴はありませんでした。現地で出会ったボランティア仲間からフランス語を学ぶことから始めました。また、ほかのフランス語を話す外国人とちがい、現地語を学ぶことにも時間を割きました。僕が滞在していた地域で話されている言葉は、エウェ語です。ホストファミリーや友だちから、フランス語でエウェ語を学びました。エウェ語を用いたことで、話す人の範囲を広げただけでなく、挨拶で終わらない会話を楽しみ、親密になるスピードを速くできました。現地の方々には、エウェ語を話す外国人(しかも、初めて見るアジア人)が面白おかしく映ったのではないかと思います。
 
 ラジオ局で放送される言語はフランス語です。にもかかわらず、エウェ語を学ぶことは一見すると無意味のように思われます。しかし職場では「信頼関係を構築すること」が「仕事をスムーズにおこなうこと」よりも優先されました。局長から任される仕事が増え、番組内容についてのアイディア出し、町中でのインタビューや取材、放送に使われる原稿づくりを担当できました。

 

ブログ

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~写真~

 

●ラジオ局

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●ホームステイ先の感じ

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●週末(http://www.facebook.com/media/set/?set=a.435120359860388.90493.100000872836624&type=3

 

●友だち

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